世界の水道状況と問題性


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世界の水道状況と問題性

人間の生命の維持のために、水は不可欠な物質です。
そして人類の現代社会においては、生命のための飲用のための上水道から、排水の処理を含めた下水道までの「水道」の整備はいわば必須の条件であり、生活の基礎であり、社会の先進性のバロメーターともいえます。
しかしながら、世界ではまだまだ、水道の設備が不充分な地域も存在しています。

現代では、世界の約35億人、全人口の約54%が家庭で水道の配管を通して水を利用していると言われます。それに加えて、約13億人の同20%が、家庭以外の水道で安全な水を利用が可能な環境にあると言われます。
しかしながら、世界の約10億人、約16%以上の人々には、まだまだ安全な水を利用できる環境にはないというのも現実です。

水の供給と人間の生命と健康には密接な関係があります。排泄物などに触れた水を飲むことで、コレラや赤痢、チフスなどの病気が流行を引き起こします。また、特に体力の弱い乳幼児は、不衛生な水の摂取による下痢による脱水症状で、常に世界中で多数が死亡しているという現実があるのです。「水道」の環境は人間の社会に大きな影響があるということです。

また、歴史上には、水資源を求める争いから、民族、国家同士の戦争にさえ発展したケースもあります。
世界には、水の供給が充分にできない自然条件の地域もあり、それに安全で安定的な水道設備を整備するには大規模な工事と資金もかかりますから、先進国と後進国との経済力によって大きな格差が出てしまいます。

地球全体の気候変化や環境問題も絡んで、水資源の問題と各種の「水道」設備の問題は、これからはグローバルな課題になっていくでしょう。

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