水道整備は人類史


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水道整備は人類史

水が、人間の生存に不可欠なことは明らかです。
人類は、常に水を求めて、水の摂取、供給可能な地域を生活圏として選んできました。
世界の人間社会の古代文明は、多く河川の流域で大きく発展しました。

さらに世界の人々、人類社会は、より便利に水を取得して利用する装置・機関を考案して実用化することで、発展した歴史を形成してきました。

人類史上で、もっとも古い水道の発祥地はアルメニアといわれています。
古代ローマでは水道橋を建設して水源から水を運び、屋内配管によって家庭に水を供給していました。これらの水道をローマ水道といわれます。

日本では、室町時代後期に、相模の戦国大名北条氏康によって小田原城城下町に小田原早川上水が建設されたのが最古の記録となっています。
1583年には豊臣秀吉によって大坂城城下町に日本初の下水道太閤下水(背割下水)が建設されました。その後、江戸時代に入り、徳川家康など諸大名により、江戸に水を供給する神田上水や玉川上水などを始め、全国に水道が建設されたといわれています。これらは基本的に各戸給水をするものではありませんでしたが、江戸の上水は当時世界でも最も進んだ設備だったのです。

明治に入ると西洋の近代的水道システムが導入され、公衆衛生の確保のため都市部を中心に上水道の敷設が行われていきました。
第二次世界大戦期には一時停滞したものの、戦後の復興と発展期と共に、さらにその後の高度経済成長期には飛躍的に普及して、おおむね1975年ごろには一部を除き日本全国に上水道網が完成しました。また、経済成長や、風呂・洗濯機などの普及に伴って生活用水、工業用水の需要は大きく増加し、各地でダムの建設など、水源の確保が図られました。

日本の水道設備は世界でも先進的なものといえます。

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